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司馬遼太郎「城塞」 = 滅びゆく人々= 豊臣家と甲陽軍鑑= [映画・TV・本]

 
No.4108(So-net 1820+ Diary 2288) 2015年Blog WebDiary Since 2002

真田丸.jpg

NHK大河ドラマ「真田丸」も大阪冬の陣が終わってしまいました。
もうこのドラマも終わりです。

思えば真田昌幸(草刈正雄)が生きていた頃が一番面白かった。
豊臣家の滅亡まで見ていてもつまらないです。

女の浅知恵。男の愚かさ。

あと3回くらいあるのかな?
見るのをやめようと思ってるけど、放送は流れてるんだろうな~

NHK大河ドラマ『真田丸』



写真一週間まとめ = 長い一週間でした。= 2016-10-23

    

それと同じようなことが司馬遼太郎「城塞」にも言えるのです。
それにしても、こんなに飛ばして読んだことはなかった。

司馬遼太郎はいままで3つ読みました。
どれも本当に面白くて、長くても面白くて読み切りました。

「竜馬がゆく」に見る武士道:IDEA's Gallery 2012-09-23
司馬遼太郎「坂の上の雲」:IDEA's Gallery 2013-03-17
司馬遼太郎「燃えよ剣」:IDEA's Gallery 2016-08-27

この3つの作品はそれぞれ

坂本竜馬
秋山好古、秋山真之、 正岡子規
土方歳三

彼らを中心にその時代を書いていくのですが、「城塞」は違うのです。
群像劇です。そして滅亡の物語だから。

だから僕には面白くなかったのです。

そして主人公が定まらない。
真田幸村のことだけ書いてるのではないので、面白くないのです。

坂本竜馬も暗殺されてしまうけれど、そこには日本の未来がある。
「坂の上の雲」はそれこそ「坂の上の雲」です!タイトルが明るい!
土方歳三も壮絶に死ぬけれど、そこには武士道がある。

しかし

「城塞」はなんだ!
バカな女と、陰謀だらけ男ども。

司馬遼太郎は歴史物語をつづったのだろうけれど、どうも面白くない。

ただ、上巻の冒頭から小幡勘兵衛という人物が出てきて
彼を狂言回しにして最後まで描かれているのですが、彼だけは面白い。

その小幡勘兵衛こそ、甲陽軍鑑を補正し軍学を世に広めた人なのです。


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いま生きる武士道―その精神と歴史:IDEA's Gallery 2015-11-20

この「いま生きる武士道―その精神と歴史」の中に
その甲陽軍鑑という軍学書が紹介されているのです。

甲陽軍鑑(こうようぐんかん)は、甲斐国の戦国大名である武田氏の
戦略・戦術を記した軍学書で、かくも強大であった武田軍が長篠合戦で
一朝にして崩壊し、なぜ武田軍は負けたかという反省、それまでの来し方を
縷々書き留め、あるべき武士の姿、あってはならない卑怯未練など批判的に
書き留めた書なのです。

甲陽軍鑑 - Wikipedia
小幡景憲 - Wikipedia

その甲陽軍鑑を小幡勘兵衛は編纂し、江戸時代に武士の教科書として広め
甲陽軍鑑は「武士道」という言葉つくり上げ、概念を武士に広めたのです。

その小幡勘兵衛が「城塞」のなかで生きているのです。

勘兵衛が、家康を始め大阪の陣にそろう武将をどう見るか、
それを読むだけでもこの「城塞」は価値があると思いました。







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