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藤原正彦「日本人の誇り」 [映画・TV・本]

  
平成24年9月9日(日)月歴7月23日 2011年Blog
  
日本人の誇り.jpg
藤原正彦「日本人の誇り」(Amazon)

藤原正彦「国家の品格」(Blog)を数日で読み終わり、すぐさま
「日本人の誇り」も読み終わりました。そして数週間経ちました。

その間「仏教徒坂本龍馬」を読み終わり、そして司馬遼太郎の
「竜馬がゆく」を延々と読み続けていますが、傍らにはいつも
藤原正彦の「国家の品格」と「日本人の誇り」を置いてました。

この両著とも多くの日本の方に読んで欲しいと思うのですが、
しかしその反面難しいと思ってました。特に「日本人の誇り」は
誤解を生みやすい。下手をするとアメリカ、中国そして韓国さえ
敵対的に思えてきますし、反日的思想に攻撃的になるのです。

そこでまず、目次だけ書いてみます。
第一章 政治もモラルもなぜ崩壊したか
第二章 すばらしき日本文明
第三章 祖国への誇り
第四章 対中戦争の真実
第五章 「昭和史」ではわからない
第六章 日米戦争の語らざる本質
第七章 大敗北と大殊勲と
第八章 日本をとり戻すために

この表題だけ読むと、そう過激ではありません。しかし内容は
いま日本人の誇りを取り戻すため、誤った昭和史を見直そうと
日本の素晴らしい文化を示しながら、日中、日米戦争を検証し
東京裁判を含めアメリカ、中国の策略を明かしてゆくのです。

昭和史の間違いを気づかせる事で、結果的に日本の誇りを
取り戻させようとしているのです。ですから危険なのです。

しかし、僕らもそうでした。「日本(だけ)が誤った戦争をした」
そう先生に教え込まれてきました。それがアメリカの策略です。

昨日東京新聞に坂本義和という東大名誉教が書いてました。
「まず慰安婦の自省から」と。全く情けないです。

彼の論理は
1)慰安婦問題がないという論拠の一番「確証がない」という
論はそもそも証拠は軍が抹消するものだからないのは同然。
2)元慰安婦が千回にわたり抗議行動してる事が事実の証。
それは原発反対のデモが毎週行われている事と同じだ。と

僕も慰安婦問題をいろいろ調べました。そもそもこの問題の
発端が間違っているのです。これもアメリカ、韓国の策略です。

つまりアメリカにとっては原爆投下に匹敵する罪を日本が犯す
必要があり(この理論は南京大虐殺についても同じです。)
韓国は日本と優位に外交交渉をするための国策なのです。

その結果は、弱腰外交になったのは言うまでもありません。

話がそれたのですが、さように日本を俯瞰的に見るためにも
ぜひ「国家の品格」と「日本人の誇り」は読んで欲しいのです。

ところで「竜馬がゆく」でこんな事が書かれていました。それは
司馬遼太郎「竜馬がゆく」文庫本第4巻p267
龍馬は蝦夷軍隊をもちかけるため幕臣、大久保忠寬に会う。

そこで「ロシアが蝦夷に攻めてきたら幕府はどうされます?」
「戦います」「たれが戦います。旗本八万騎ですか?」
「いや、物の用にはたつまい」
「左様、旗本ではいけませんな」旗本はすでに無能化していた。
「百姓、町人がいいのか」「いけませんな」

ここで司馬遼太郎はこう書くのです。
なぜなら、百姓、町人という階級は、徳川の政策で、自分の
階級に誇りをもてないように訓練されている。


いみじくも司馬遼太郎も誇りとは、教育によってなされるものと
書いているのだ。それが20年を経て藤原正彦は「国家の品格」
「日本人の誇り」において、正そうとしているのだと思ったのだ。

歴史は難しい問題です。伝える人により曲げて伝えられます。
そして僕は藤原正彦の歴史観が全て正しいと思っていません。

しかし多くの人に「日本人の誇り」は読んで欲しいと思うのです。


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コメント 6

song4u

いであさん、こんばんは。
と言うか、きっと夜はPCなどには向かわれないと思うから、
恐らくは、おはようございます!・・・でしょうかね?^^;

この問題、極めてデリケートな問題ですよね?
いや、長い間、ぼくたちにデリケートな問題だと思わせていたけれど、
本当はそんなことはない問題なのかもしれませんけど。

尖閣以来、大袈裟に言えば、このことを考えない日はありません。
ナショナリズムって何だろう? 国家って一体何なのだろう?
ぼくが分からないのだから、ぼくの子供たちが分からないのは当然です。

記事にもありますが、教育って本当に怖いですよね。
教育って、悪く言えば洗脳です。
我が国の教育は、ありったけの知識と物凄いエネルギーを使って、
洗脳することを強く排除しようとし続けたのだと思います。
その原因因子は、米国に繰り返し植え付けられた、自虐的すぎる程の
戦争責任の所在ではないでしょうか。
このことは、元々日本人が持っていた資質にあまりにもベストフィットで
あったために、戦後長い間そのままになってしまったように思います。

ぼくは、善し悪しは別にして、憲法改正すべきだと思っています。
日本人としての云々は、すべてここに集約されるのではないか、と。
その時まで、意地でも生きていたいと願っております。^^;
by song4u (2012-09-09 20:43) 

NO14Ruggerman

「日本人の誇り」は、日米戦争や対中戦争について
筆者がかなり過激な発言をしていますが、
筆者が訴えたいのはその部分はもとより、
過去を自虐的に否定ばかりするのではなく、
肯定していくことにより今の日本が政治・経済・教育と
閉塞感にさいなまれいる現在からの脱却を図るヒントを
唱えている、と私は読み取りました。
by NO14Ruggerman (2012-09-10 00:18) 

いであ

song4uさん、おはようございます!(笑)

そうです。教育は恐ろしいです。
中国国民も韓国国民もすべて洗脳教育されています。
そして日本は逆の意味で洗脳教育されています。

いま香港で、教科書が代わると騒動になっています。
大陸の洗脳教育の教科書が香港で採用されるそうです。香港が20年後には
いまの大陸のような人でいっぱいになるかも知れません。

はい!憲法改正賛成!またまた意見一致ですね!(笑)

by いであ (2012-09-10 07:36) 

いであ

NO14Ruggerman さん、本当にコメントありがとうございます!
いつかsong4uさん、NO14Ruggerman さんと三人で飲みながら話したい気分です。(笑)

>過去を自虐的に否定ばかりするのではなく、
>肯定していくことにより今の日本が政治・経済・教育と

まったく同意見です。この本は否定していないのがいいのです。
以前読んだ内田樹「日本辺境論」はずいぶん自己否定的でした。

自分を好きじゃなくて、なんで家族を、国を愛せるのでしょう。
日本の人は自虐的な事を書くと良い意見のように思われるとこあります。

また、この話の続きをしたいですね!(笑)

by いであ (2012-09-10 07:41) 

藤山照夫

サライ1月号「にっぽんの心ここにあり」に中原中也の詩「汚れちまった悲しみに」が載っているのを発見してびっくりしました。私は山口県田布施町に住む者で、中也のファン(83歳)です。どうぞ私のHP「中原中也の詩を覗いてみよう!」http://www.fujiyama-jp.net/wp/?p=1543をご覧ください。英文の翻訳も添えています。先生のご指導を仰ぐことが出来ましたら光栄です。先生のように世界を股にして活躍しておられるお方が中也の詩に救われたというお話を拝読して、益々中也が好きになりました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
by 藤山照夫 (2018-01-06 20:29) 

いであ

藤山照夫 さん、コメントありがとうございます。
ところで、このコメントはこのアーティクルに対してのものでしょうか?
このページには中原中也のことは書いてません。

僕も中原中也が好きです。
[1814] 中原中也 『夏の日の歌』 2009年08月29日
http://www5d.biglobe.ne.jp/~idea/diary/diary363.htm

藤山さんは、間違えてここに投稿されたのかな?

by いであ (2018-01-08 06:48) 

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